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子どもの歯ぎしりは歯並びに影響する?

2024年5月9日 (木)

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こんにちは。にしだ歯科医院です。

 

大人の方のお口のお悩みでよく聞くのは、寝ている間の歯ぎしりです。就寝中であるためご自身の意思でコントロールすることが難しく、顎関節症の原因になることもあります。歯ぎしりをするのは大人だけではありませんが、子どもが寝ているときに歯ぎしりをしていると歯並びに影響が及んでしまうのではないかと心配になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

子どもが歯ぎしりをするのはなぜ?

大人の歯ぎしりの原因には、主にストレスなどが挙げられます。一方、子どもの歯ぎしりは基本的にストレスによるものではありません。成長の過程でみられる一時的なものであることがほとんどで、歯ぎしりをすることで顎の位置や噛み合わせを無意識のうちに調整しているといわれています。乳歯が永久歯に生え変わる時期に歯ぎしりをする子どももよくみられますが、これらの歯ぎしりはあくまで一時的なもので、成長とともに自然に消滅するのが一般的です。

 

子どもの歯ぎしりは歯並びに影響する?

上記のような理由からも、就寝時の歯ぎしりが直接歯並びに影響を及ぼすということはあまり考えられません。ただし、あまりに強い歯ぎしりが続く場合は、顎の関節やその周囲の筋肉に負担がかかっている可能性もあります。

 

また、子どもであっても過度のストレスや精神的な負担によって歯ぎしりをしていることがあったり、既に歯並びに大きな問題を抱えていることもあります。そのような場合は見極めが難しいため、早めに歯科医院を受診しましょう。

 

子どもの歯ぎしりの対処法

子どもの歯ぎしりは基本的には一時的なものであるため、積極的な治療や対処は不要であることがほとんどです。ただし、歯ぎしりによって著しく歯が擦り減ってしまっているような場合は治療が必要です。このような場合は、就寝時に歯を保護するためのマウスピース(ナイトガード)を作製したり、歯にプラスチックを直接貼り付けて歯そのものが削れるのを防ぐ処置を施したりします。永久歯に全て生え変わっても歯ぎしりをしているような場合は、歯へのダメージや顎関節症のリスクが高まるため、早めの対処をおすすめします。

 

まとめ

今回は、子どもの歯ぎしりについてご紹介しました。子どもの歯並びやお口の中のことでご不安なことがございましたら、いつでもお気軽に当院までご相談ください。

 

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